
同便は緊急着陸の後、着陸装置前脚のタイヤ2個がなくなっているのが見つかった。同機はマカオ空港に着陸する際、風向や風速が急に変わる「ウインドシア」に巻き込まれ、前脚とエンジンを損傷したとみられる。
同便の乗員乗客は緊急脱出用のスライドを使い機外に逃げた。乗客のうち5人が体の不調を訴え病院に運ばれた。深セン宝安国際空港は一時、滑走路の一部を閉鎖したため、遅延した便もあった。
中国民用航空局が事故原因の詳しい調査を始めた。専門家は、同便はウインドシアのため揚力が突然減少し、強い力を伴う着地で前脚が破損したとみている。別の専門家は、同便が炎上や機体破損を免れたのは、乗員の適切な操縦のためと指摘した。
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