深セン大手企業で労組結成準備の従業員 会社と警察から暴行と抗議

 2018年7月25日工米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版によると、大手溶接・切削設備製造会社で深セン証取上場の深セン市佳士科技(深セン市)の従業員数十人が工会(労働組合)を結成しようとしたところ、会社側と警察に暴行を受けたとして22日、同市坪山燕嶺派出所前で、抗議活動を行った。(写真はVOAのキャプチャー)

 従業員によると、労組結成のリーダー格の仲間数人が16日、会社側に殴られた上解雇され、20日に出勤したところ警備員十数人に工場外に連れ出された。工場入口付近で警察に連行を言い渡されたため、会社側の違法性と労使紛争であることを説明した。しかし、警察官から暴力を受けて地面に引き倒された上、6人が同派出所に連れ去られた。

 その後、派出所に声援に訪れた20人も捕まり、24時間後に釈放された。いずれも所内で暴行を受けたと主張している。

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