2018年6月13日工中国各地で9日ごろから、トラック運転手がコスト高による生活難を訴えて、ストライキを始めたことが13日までに分かった。道路や駐車場に車を停め、抗議を行っているほか、他の運転手に参加を呼び掛けている。一部で組織化の動きもみられるという。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。(写真はRFAのキャプチャー)

 関係者によると、スト参加者は、燃料費の高騰、競争激化による運送料金の値下がり、当局による道路料金の徴収のほか、交通警察が過積載取り締りなどを理由に気ままな罰金徴収を行っていることに抗議している。

 ストは上海、江蘇、四川、山東、湖南、江西など各地で発生。スト参加や、全国規模の統一的な行動を仲間に呼び掛けているほか、トラック運転手団体結成の動きもある。各地の警察が取り締りに乗り出し、運転手に圧力を掛け始めた。

 スト参加者の1人は「仕事はきついのに、金は儲からない。過積載しないと採算に合わないが、見つかれば罰金だ。警察は、気晴らしのように罰金を取ることがある」などと話している。

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