生物農薬工場で作業員4人死亡 酸欠で1人昏倒 助けに入った3人も犠牲-陝西

2018年6月19日薬 陝西省咸陽市楊陵区政府によると、同区で16日午後5時45分ごろ、大手生物農薬メーカーの楊州凌緑都生物科技有限公司の工場で、タンク内で微生物採取の作業中に作業員1人が気を失って倒れ、助けに向かった他の3人も相次いで昏倒した。4人はその後死亡した。中青在線が18日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 事件発生直後、地元消防隊や医療隊が急行し救助活動を行い、4人を病院に運んだが、午後11時20分ごろ相次ぎ死亡した。酸欠の状態に長時間置かれていたためとみられ、労災の監視当局などが原因を調べている。

 楊陵区政府のサイトによると、同社は2003年発足の生物農薬や有機肥料のメーカーで、生物農薬の「バチルス・アミロリケファシエンス」などで知られる。2015年の売り上げは4757万元(約8億円)、純利益は805万元だった。

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