
香港メディアの東網によると、操縦席前方の窓ガラスが割れた後い脱落した。副操縦士が危うく機外に放出されそうになったが、シートベルトのおかげで難を逃れた。操縦室の計器類の多くが壊れ無線機も故障。機長が目視で操縦した。操縦室内の気温は零下40に度下がり凍える手で操縦したという。
同便は緊急事態を宣言する信号「スコーク7700」を発信した後、事故から約20分後に同空港に着いた。
同便の客室内では酸素マスクが落下。着陸まで機体が大きく上下し、おう吐したり泣き叫ぶ乗客もいて騒然となり、客室乗務員が客をなだめる様子がみられた。
この事故で、副操縦士と客室乗務員の2人がけが。乗客27人が不調を訴え病院で診察を受けた。