中国北方でオゾン汚染深刻化、脳や心臓疾患のリスク上昇 災害 2018.04.12 中国北方地区でオゾン汚染が深刻化しているとして、対策を呼び掛けるリポートを北京大の研究チームがまとめた。オゾン汚染は脳や心臓疾患のリスクを高めるとされる。ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)が伝えた。(写真はRFIのキャプチャー) 研究チームが中国北方地区の33都市を調べたところ、大気中の微小粒子状物質は顕著に減少した。一方、10都市で2014~17年にオゾン濃度が40%余り上昇した。オゾンは太陽光と自動車の排気ガスが主な原因とされる。 リポートは、大気中の微小粒子状物質が減ったことで太陽光が強まり、オゾンが増えたとの見方を示した。 ★参考情報★ ーーーーーーーーーーーーー ●北京で再び砂嵐、PM10濃度急上昇、全市が重度の汚染 ●北京の大気汚染改善一時的、生産調整終了で悪化へー英紙 ●大気汚染対策が効果、中国人の平均寿命2年延長ー米専門家