インフルエンザ、3月に再び流行ピークの恐れ、専門家が警告

 
 2018 年2月28日inful中国疾病対策予防センター・グローバル公共衛生センターの董小平主任は27日、国家衛生計画生育委員会の定例記者会見で、中国で3月にインフルエンザが小規模ながら再流行するとの見方を明らかにした。澎湃新聞が27日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 董主任によると、3月の再流行の主な要因はインフルエンザウイルスが「B型山形系統」だったため。同ウイルスは、昨年末から今年初めにかけ大流行したが、優勢になったのは数年ぶり。免疫のない人が多く、感染者の増加につながったという。

 このほか3月はしばしば「寒の戻り」があること、春節(旧正月)に伴う休暇を終え、大量の出稼ぎ労働者が都市へ、学生・生徒が学校に戻ることも再流行の原因となる。

 董主任は、インフルエンザ流行の傾向からみて、3月の再流行は今冬ほどの規模にはならないとみている。
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