米公共放送ボイス・オブ・アメリカ（ＶＯＡ）によると、中国上海市の新型コロナウイルス対策専門家グループの責任者で、復旦大学付属華山病院感染症科の張文宏医師は８日、米南カリフォルニア州のアジア協会で行われた新型コロナ対策の経験交流会にテレビ会議システムを通じて参加し、上海市が感染拡大を効果的に抑制できた原因について「鍵は迅速さだ」と述べた。
張医師によると、上海は人口3000万人の大都市だが、患者は最大80万人になる可能性があったが、実際の患者は400人で2週間内で、爆発的感染の抑え込みに成功した。
張医師は「新型コロナウイルスとの戦いの鍵は時間だ。迅速に診断と治療、隔離を行うとともに、徹底的な追跡を行うことが重要だ」と述べた。張医師によると、新型コロナウイルスの潜伏期は一般的には１週間で、迅速似」診断して隔離することが2次感染を防ぐ有効な方法だという。
また、張医師によると、都市を完全封鎖した湖北省武漢市と異なり、上海は活動の縮小を基本戦略とした。公共の場所の閉鎖や学校を閉鎖する一方、公共交通は維持し、住民には居宅で待機を求めた。張医師は「住民はスーパーや病院に自由に出入りし、正常な生活を維持した」と述べた。また「上海疾病対策予防センターは約2500人の十分な人員がおり、クラスターに対する徹底追跡が可能だった」と語った。
新京報によると、上海市は9日、市内の中学の高校の各3年生の授業を4月27日から再開すると発表した。小学校などその他の学校は5月6日以降、順次再開を認める。
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