東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出に絡み、中国税関総署は7日、日本産食品の輸入検査を強化し、福島など10都県産食品の輸入禁止を続けると発表した。香港メディアの星島日報が9日、中国本土メディアの情報として伝えた。（写真は星島日報のサイト）
中国では今年に入り、日本の10都県産の食品を販売したとして、商店多数が処分を受けた。罰金は計数万元（1元＝約20円）に上ったほか、「深刻な信用失墜企業」のリストに掲載された。
中国紙の中国南方都市報によれば、今年5月、広東省仏山市順徳区の小売業、匯洋行百科が長野県産のモモ入りの飲料、群馬県産のこんにゃくゼリー、新潟県産のウエハースを販売していたとして罰金1万元の支払いを命じられた。また、国家が禁じた食品を販売したとして、信用失墜企業のリストに掲載された。
香港メディアの東網によれば、四川省成都市の神楽町餐飲は、福島県産の酒を販売したとして罰金3万元の支払いを命じられた。江蘇省無錫市の商店と山東省青島市のコーヒー店は、東京産のアメ、千葉県産のウイスキーを販売したとし商品の没収や罰金の処分を受けた。
日本の2011年の福島第1原発事故後、中国は福島、群馬、伽地、新潟、東京など10都県産の食品、農産物、飼料の輸入を禁止している。
◇出典
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230709/bkn-20230709100728933-0709_00952_001.html
https://std.stheadline.com/realtime/article/1937805/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%85%A7%E5%9C%B0%E5%A4%9A%E5%80%8B%E5%95%86%E5%AE%B6%E5%94%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BC%BB%E5%B0%84%E5%8D%80%E9%A3%9F%E5%93%81-%E8%A2%AB%E5%88%97%E5%85%A5%E5%9A%B4%E9%87%8D%E9%81%95%E6%B3%95%E5%A4%B1%E4%BF%A1%E5%90%8D%E5%96%AE
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