
首都圏の北京・天津・河北(京津冀)地区では3日午後から、微小粒子状物質PM2.5の濃度が環境基準を超え、4~5日は多くの都市が「中度」、北京と保定、唐山、廊坊では39時間連続で「重度」の汚染が続いた。地元メディアの北京日報(電子版)が6日伝えた。
同地区では10日ごろまで、大気汚染が起きやすい気象条件が続き、一部で「重度」の汚染になる恐れがある。11日には冷気が南下し、大部分の地区で空気の質が好転する見通し。
中国当局によると、2月以降、大気汚染の原因となる鉄鋼やガラス製造などの産業が生産を活発化。同じくセメントやレンガ製造などの産業が操業を相次ぎ再開した。ディーゼルトラックの通行量拡大、重機の運転時間の長時間化も大気汚染を深刻化している。
また、3日夜から同地区を含む華北で風が弱まった上、北京、天津、河北唐山で湿度が高まり霧が発生したことも、大気汚染物質の蓄積と滞留につながった。

首都圏の北京・天津・河北(京津冀)地区では3日午後から、微小粒子状物質PM2.5の濃度が環境基準を超え、4~5日は多くの都市が「中度」、北京と保定、唐山、廊坊では39時間連続で「重度」の汚染が続いた。地元メディアの北京日報(電子版)が6日伝えた。
同地区では10日ごろまで、大気汚染が起きやすい気象条件が続き、一部で「重度」の汚染になる恐れがある。11日には冷気が南下し、大部分の地区で空気の質が好転する見通し。
中国当局によると、2月以降、大気汚染の原因となる鉄鋼やガラス製造などの産業が生産を活発化。同じくセメントやレンガ製造などの産業が操業を相次ぎ再開した。ディーゼルトラックの通行量拡大、重機の運転時間の長時間化も大気汚染を深刻化している。
また、3日夜から同地区を含む華北で風が弱まった上、北京、天津、河北唐山で湿度が高まり霧が発生したことも、大気汚染物質の蓄積と滞留につながった。