中国メディアの財聯網などによると、中国疾病対策予防センターで感染症学の首席専門家を務める呉尊重氏は21日、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」で、新型コロナウイルス感染拡大の第2波が、2~3カ月内に起きる可能性は極めて少ないとの見方を示した。呉氏は、中国全土で既に80%が感染したことを理由に挙げた。
呉氏よると、中国当局が昨年12月7日に「ゼロコロナ」政策を撤回後、全国で感染が急拡大したが、大中小の都市と農村部にある県政府所在地の町では落ち着きつつある。春節(旧正月)の帰省ラッシュにより、一部地域では感染者の増加が見られるものの、第2波を形成するには至らないという。
呉氏によると、中国で現在拡大中のコロナウイルスは、オミクロン変異株のBA.5.2派生型が圧倒的に主流。BF.7とBA.2.76の両派生型が2位、3位で続き、その他の派生型は5%以下。ただ省により主流の派生型は異なり、北京と天津ではBF.7が多数を占める。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1755617357731230138&wfr=spider&for=pc
https://www.jfdaily.com/news/detail?id=575185
https://www.cna.com.tw/news/acn/202301210119.aspx
◇参考情報
○コロナ感染、上海ピークアウト 広州は終息期入り
○WHO、コロナ超過死亡の監視を中国に提言
中国メディアの財聯網などによると、中国疾病対策予防センターで感染症学の首席専門家を務める呉尊重氏は21日、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」で、新型コロナウイルス感染拡大の第2波が、2~3カ月内に起きる可能性は極めて少ないとの見方を示した。呉氏は、中国全土で既に80%が感染したことを理由に挙げた。
呉氏よると、中国当局が昨年12月7日に「ゼロコロナ」政策を撤回後、全国で感染が急拡大したが、大中小の都市と農村部にある県政府所在地の町では落ち着きつつある。春節(旧正月)の帰省ラッシュにより、一部地域では感染者の増加が見られるものの、第2波を形成するには至らないという。
呉氏によると、中国で現在拡大中のコロナウイルスは、オミクロン変異株のBA.5.2派生型が圧倒的に主流。BF.7とBA.2.76の両派生型が2位、3位で続き、その他の派生型は5%以下。ただ省により主流の派生型は異なり、北京と天津ではBF.7が多数を占める。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1755617357731230138&wfr=spider&for=pc
https://www.jfdaily.com/news/detail?id=575185
https://www.cna.com.tw/news/acn/202301210119.aspx
◇参考情報
○コロナ感染、上海ピークアウト 広州は終息期入り
○WHO、コロナ超過死亡の監視を中国に提言