台湾の
中央通信社によると、中国共産党の第20回党大会が16日、北京の人民大会堂で開幕した。習近平総書記(国家主席)は演説の中で台湾問題に言及し「両岸(中台)同胞の心の結びつき」を強調する一方、武力統一を放棄しないことを改めて宣言した。
習総書記は「われわれは最大の努力で平和統一を勝ち取るとの展望を堅持している。しかし、武力使用の放棄には決して同意しない」と述べた。さらに武力使用は「外部勢力の干渉と、極少数の『台湾独立』分裂分子に対するもので、絶対多数の台湾同胞に向けるものでない」とかたった。
習総書記は演説で、「1つの中国原則」に関し中台が口頭で達成したとされる「92コンセンサス」に言及しなかった。
◇参考情報
○米下院「台湾政策法」可決 台湾軍事支援を強化
○台湾軍が無人機を初めて撃墜 金門県の離島に飛来
台湾の
中央通信社によると、中国共産党の第20回党大会が16日、北京の人民大会堂で開幕した。習近平総書記(国家主席)は演説の中で台湾問題に言及し「両岸(中台)同胞の心の結びつき」を強調する一方、武力統一を放棄しないことを改めて宣言した。
習総書記は「われわれは最大の努力で平和統一を勝ち取るとの展望を堅持している。しかし、武力使用の放棄には決して同意しない」と述べた。さらに武力使用は「外部勢力の干渉と、極少数の『台湾独立』分裂分子に対するもので、絶対多数の台湾同胞に向けるものでない」とかたった。
習総書記は演説で、「1つの中国原則」に関し中台が口頭で達成したとされる「92コンセンサス」に言及しなかった。
◇参考情報
○米下院「台湾政策法」可決 台湾軍事支援を強化
○台湾軍が無人機を初めて撃墜 金門県の離島に飛来