
上海では6月1日に、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が解除後、現金の需要が急増したことなどから、銀行各店の前に預金者の長い行列ができている。上海市の金融当局は17日、各銀行に営業時間の延長やATMに入れる現金を増やすよう指示した。澎湃新聞など中国各メディアが伝えた。(写真は
東網のサイト画面)は
中央銀行の中国人民銀行上海本部によると、6月1日~15日の現金供給量は前年同期の約4倍。コロナの封鎖解除に伴う現金需要の急増のほか、高齢者の年金受け取りが集中していることなどが背景にある。各店前では、多くの高齢者が、椅子を持参して未明から並ぶ姿がみられる。
上海では6月中旬以降、連日気温が30度以上に上昇している。銀行の各店前では毎日、朝からうちわなどを手にした預金者が並んでいる。午前6時に家を出たという預金者の1人は「暑くても仕方がない。これ以上、現金引き出しを延ばせない」と述べた。
行列する預金者の多くは中高年。ロックダウン中、現金を引き出せない一方、多くはネット決済ができない。解除とともに現金を引き出し、急ぎ支払いなどを済ませているもようだ。
上海のほか、遼寧省丹東市でも、銀行多数で現金が引き出しにくくなり、預金者が長い行列をつくる騒ぎが起きている。
◇参考情報
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1736162916010176108&wfr=spider&for=pc
https://www.cna.com.tw/news/acn/202206200140.aspx
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20220620/bkn-20220620210047218-0620_00952_001.html
◇参考情報
○河南4銀行で預金引き出し不能 数百人が抗議活動

上海では6月1日に、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が解除後、現金の需要が急増したことなどから、銀行各店の前に預金者の長い行列ができている。上海市の金融当局は17日、各銀行に営業時間の延長やATMに入れる現金を増やすよう指示した。澎湃新聞など中国各メディアが伝えた。(写真は
東網のサイト画面)は
中央銀行の中国人民銀行上海本部によると、6月1日~15日の現金供給量は前年同期の約4倍。コロナの封鎖解除に伴う現金需要の急増のほか、高齢者の年金受け取りが集中していることなどが背景にある。各店前では、多くの高齢者が、椅子を持参して未明から並ぶ姿がみられる。
上海では6月中旬以降、連日気温が30度以上に上昇している。銀行の各店前では毎日、朝からうちわなどを手にした預金者が並んでいる。午前6時に家を出たという預金者の1人は「暑くても仕方がない。これ以上、現金引き出しを延ばせない」と述べた。
行列する預金者の多くは中高年。ロックダウン中、現金を引き出せない一方、多くはネット決済ができない。解除とともに現金を引き出し、急ぎ支払いなどを済ませているもようだ。
上海のほか、遼寧省丹東市でも、銀行多数で現金が引き出しにくくなり、預金者が長い行列をつくる騒ぎが起きている。
◇参考情報
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1736162916010176108&wfr=spider&for=pc
https://www.cna.com.tw/news/acn/202206200140.aspx
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20220620/bkn-20220620210047218-0620_00952_001.html
◇参考情報
○河南4銀行で預金引き出し不能 数百人が抗議活動