20220527河 香港メディアの東網によると、河南省鄭州市の銀行4行でこのほど、預金の引き出しができなくなり、預金者数百人が23日、返還を求めてデモ行進や抗議集会を開いた。金融監督部門の中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の同市の庁舎前でも抗議を行い、警察の解散を命じられた。(写真は、香港01のサイト画面)

 預金者によれば、オンラインを含めて預金口座が凍結状態。少なくとも預金者約2900人の計12億元(226億円)が引き出し不能となっている。銀保監会によると、銀行の株主で投資会社の河南新財富集団が、預金を不正に使っていた疑いがある。この会社は2月に、営業免許を取り消された。

 香港メディアの香港01によると、4行は「村鎮銀行」と呼ばれる農村部を基盤とする地方銀行。正規の銀行だが、他行より「やや高め」の利子で預金を集めていた。

 同様の事態は、4行以外にも、河南と安徽省の複数行で4月18日から始まった。各行が、システムのグレードアップを理由に、オンラインサービスを止めたため、預金者が支店に駆けつけたところ、ATMなどでも金の引き出しができなくなっていた。

◇参考情報