中国メディアの中国発展網によると、日用雑貨品の巨大卸売市場で知られる浙江省義烏市政府は27日までに、新型コロナウイルスの感染者3人の確認を受けて、事実上のロックダウン（都市封鎖）を始めると発表した。海外メディアによると、世界のサプライチェーンに与える影響が懸念されている。（写真は中央社のサイト画面）
市内の全住宅団地と村落を封鎖し住民の出入りを禁じたほか、小中学校高校と幼稚園を休校にした。企業・団体への出入りには、24時間以内のＰＣＲ検査の陰性証明提示を義務づけた。
義烏市は「世界のスーパーマーケット」呼ばれ、卸売市場の面積は計640万平方メートル。商品は世界210カ国・地域に輸出されている。義烏から内外に送られた宅配便荷物は2021年には92億9000万件に上った。
「義烏国際商貿城」など卸売市場3カ所の運営会社におよると、市場に出入りする全員に検温やマスク着用、24時間以内の陰性証明の提示が義務付けられたが、市場は平常通り運営されているという。
香港メディアの星島日報によると、義烏市の都市封鎖は、世界のサプライチェーンに打撃を与える可能性が大きい。ただ、義烏市当局は、上海のような深刻感染拡大を避けるため、早めに厳格な措置に踏み切ったとみられる。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1731320825519430794&wfr=spider&for=pc
https://www.cna.com.tw/news/acn/202204270384.aspx
https://std.stheadline.com/daily/article/2458795/%E6%97%A5%E5%A0%B1-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E7%BE%A9%E7%83%8F%E5%B0%81%E9%96%89%E5%BC%8F%E7%AE%A1%E7%90%86-%E6%81%90%E7%A4%99%E5%85%A8%E7%90%83%E4%BE%9B%E6%87%89%E9%8F%88
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