上海のコロナ感染者5982人 無症状は全国最多

20220330上 国家衛生健康委員会は30日、前日の29日、上海市で確認された新型コロナウイルスの新規感染者は5982人だったと発表した。うち有症が326人、無症状が5656人で、無症状感染者は中国全土で最も多かった。今後、発症者の増加が見込まれる。(写真は香港01のサイト画面)

 29日の新規有症感染者で、全国最多は吉林省の1150人。吉林省の新規の無症状感染者は1032人で、上海に次ぐ多さだった。

 上海市では、南北を流れる黄浦江以東(浦東)、以西(浦西)に分け、浦東は28日から4月1日の予定でロックダウン(都市封鎖)が始まった。浦西は1~5日にロックダウンを行う。また、浦東と浦東の両地区で、全住民のPCR検査が進められている。

 中国のニュースサイト、澎湃新聞によると、上海市政府は29日、コロナの感染拡大による困難に直面している企業を支援するための支援策を発表した。従業員のPCR検査や店舗の消毒など防疫費用の補助、税負担の軽減、金融面の支援を盛り込んだ。

 うち防疫費用の補助は小売店や飲食店が対象で、従業員の定期的なPCR検査は全額、店舗の消毒は一部を政府が支給する。税負担の軽減では中小企業を対象に、研究開発(R&D)費の全額控除や2021年10~12月期分の納税期限の延期を認める。

 金融支援では、中小企業を対象に、銀行借り入れを申し込んだ場合の信用保証費率を引き下げるほか、2022年の新規借り入れに対し、金利の一部を政府が補助する。

◇出典

http://www.nhc.gov.cn/xcs/yqfkdt/202203/5cec89d7d07140f69d81a5d3b543005f.shtml

https://m.thepaper.cn/baijiahao_17370004
◇参考情報

上海が事実上のロックダウン 黄埔江以東から
中国の「ゼロコロナ」堅持、国産ワクチン不信が原因か

上海のコロナ感染者5982人 無症状は全国最多

20220330上 国家衛生健康委員会は30日、前日の29日、上海市で確認された新型コロナウイルスの新規感染者は5982人だったと発表した。うち有症が326人、無症状が5656人で、無症状感染者は中国全土で最も多かった。今後、発症者の増加が見込まれる。(写真は香港01のサイト画面)

 29日の新規有症感染者で、全国最多は吉林省の1150人。吉林省の新規の無症状感染者は1032人で、上海に次ぐ多さだった。

 上海市では、南北を流れる黄浦江以東(浦東)、以西(浦西)に分け、浦東は28日から4月1日の予定でロックダウン(都市封鎖)が始まった。浦西は1~5日にロックダウンを行う。また、浦東と浦東の両地区で、全住民のPCR検査が進められている。

 中国のニュースサイト、澎湃新聞によると、上海市政府は29日、コロナの感染拡大による困難に直面している企業を支援するための支援策を発表した。従業員のPCR検査や店舗の消毒など防疫費用の補助、税負担の軽減、金融面の支援を盛り込んだ。

 うち防疫費用の補助は小売店や飲食店が対象で、従業員の定期的なPCR検査は全額、店舗の消毒は一部を政府が支給する。税負担の軽減では中小企業を対象に、研究開発(R&D)費の全額控除や2021年10~12月期分の納税期限の延期を認める。

 金融支援では、中小企業を対象に、銀行借り入れを申し込んだ場合の信用保証費率を引き下げるほか、2022年の新規借り入れに対し、金利の一部を政府が補助する。

◇出典

http://www.nhc.gov.cn/xcs/yqfkdt/202203/5cec89d7d07140f69d81a5d3b543005f.shtml

https://m.thepaper.cn/baijiahao_17370004
◇参考情報

上海が事実上のロックダウン 黄埔江以東から
中国の「ゼロコロナ」堅持、国産ワクチン不信が原因か

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