
遼寧省瀋陽市の飲食店で昨年10月に発生し、57人が死傷したガス爆発事故で、瀋陽市応急管理局は15日、都市ガスの配管工事のミスが原因だったとする調査報告書を公表した。報告書は、関係者10人に刑事責任を問うよ求めた。中国メディアの
中国新聞網が16日伝えた。(写真は中国新聞網のサイト画面)
爆発事故は昨年10月21日午前8時20分ごろ、瀋陽市中心部の和平区太原南街にある焼き肉店「盛王二牛焼コウ(火へんに考)店」で爆発が起き、5人が死亡、52人が重軽傷を負った。直接的な経済的な被害も4425万元(約8億円)に上った。
報告書によると、20日午後10時から21日午前1時ごろにかけて同店で、都市ガス会社「瀋陽燃気」の作業員が配管敷設工事で行った。その際、作業員が管の継ぎ手「フランジ」をきちんと密封しなかった上、施工後にきちんとした検査を怠った。
別の作業員が21日午前4時55分からガスの供給を始めたころ、3時間25分にわたってガスが漏れ、最後は電気の火花に触れて爆発した。爆発の強さは、トリニトロトルエン(TNT)火薬80キロに匹敵した。
◇参考情報
○瀋陽中心部のホテルで爆発 1人死亡33人けが

遼寧省瀋陽市の飲食店で昨年10月に発生し、57人が死傷したガス爆発事故で、瀋陽市応急管理局は15日、都市ガスの配管工事のミスが原因だったとする調査報告書を公表した。報告書は、関係者10人に刑事責任を問うよ求めた。中国メディアの
中国新聞網が16日伝えた。(写真は中国新聞網のサイト画面)
爆発事故は昨年10月21日午前8時20分ごろ、瀋陽市中心部の和平区太原南街にある焼き肉店「盛王二牛焼コウ(火へんに考)店」で爆発が起き、5人が死亡、52人が重軽傷を負った。直接的な経済的な被害も4425万元(約8億円)に上った。
報告書によると、20日午後10時から21日午前1時ごろにかけて同店で、都市ガス会社「瀋陽燃気」の作業員が配管敷設工事で行った。その際、作業員が管の継ぎ手「フランジ」をきちんと密封しなかった上、施工後にきちんとした検査を怠った。
別の作業員が21日午前4時55分からガスの供給を始めたころ、3時間25分にわたってガスが漏れ、最後は電気の火花に触れて爆発した。爆発の強さは、トリニトロトルエン(TNT)火薬80キロに匹敵した。
◇参考情報
○瀋陽中心部のホテルで爆発 1人死亡33人けが