
中国メディアの
浙江日報などによると、中国が自主開発した最初の原子力発電設備で、30年の設計寿命を迎えた秦山原子力発電所(浙江省嘉興市)1号機について、中国国家核安全局は、運転期間の20年間延長を許可した。(写真は
東網のサイト画面)
同原発1号機は発電容量30メガワット(MW)で、1995年12月2送電を始めた。設計寿命の30年を迎えたが、さらに20年間運転を続けることで、既存原発の運転期間を延長する技術の蓄積や、関連する技術標準の制定につなげることにしている。台湾・
中央通信社によると、30年も稼働を続けた原発の運転期間延長について、安全性をめぐる懸念が高まる恐れもある。
秦山原発の発電設備は計9基。2020年現在、世界原子力発電事業者協会(WANO)が定めた安全性や信頼性などに関する運転指標で、うち8基が満点となっている。
◇参考情報
○台山原発1号機で燃料破損 検査のため一時停止
○中国当局、台山原発の放射線量上昇認める 漏出は否定

中国メディアの
浙江日報などによると、中国が自主開発した最初の原子力発電設備で、30年の設計寿命を迎えた秦山原子力発電所(浙江省嘉興市)1号機について、中国国家核安全局は、運転期間の20年間延長を許可した。(写真は
東網のサイト画面)
同原発1号機は発電容量30メガワット(MW)で、1995年12月2送電を始めた。設計寿命の30年を迎えたが、さらに20年間運転を続けることで、既存原発の運転期間を延長する技術の蓄積や、関連する技術標準の制定につなげることにしている。台湾・
中央通信社によると、30年も稼働を続けた原発の運転期間延長について、安全性をめぐる懸念が高まる恐れもある。
秦山原発の発電設備は計9基。2020年現在、世界原子力発電事業者協会(WANO)が定めた安全性や信頼性などに関する運転指標で、うち8基が満点となっている。
◇参考情報
○台山原発1号機で燃料破損 検査のため一時停止
○中国当局、台山原発の放射線量上昇認める 漏出は否定