22021年6月17日核 台湾中央通信社によると、中国国家核安全局は16日、台山原子力発電所(広東省江門市)1号機の運転中、一次冷却回路の放射線量が上昇したが、通常運転が許される範囲内だったと発表した。同局はまた、外部への放射線の漏出を否定した。(写真はRFAのサイト画面)

 同局によると、1号機の一次冷却回路の放射線量の上昇は、燃料棒の破損と関連している。原子炉の運転中の燃料棒破線はしばしばみられる現象で、世界の多くの原発が、燃料棒が破損したまま、運転を続けているという。

 同局によると、1号機の燃料棒は約6万本だが、破損したのは約5本で、0.01%に満たない。設計上の上限とされる0.25%をはるかに下回る。

 CNNは先に台山原発をめぐり、同原発に出資する原子炉メーカの仏フラマトムが「切迫した放射性物質の脅威」があるとして米政府に警告し支援を求めたと伝えた。その後、米政府は「危機的な状態には達していない」と結論づけたとされる。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、CNNはまた、中国当局が台山原発の運転を止めるを嫌がり、周辺環境での放射線量漏れの許容値を引き上げたと伝えた。国家核安全局は「報道の内容は事実でない」として否定した。


★参考情報★
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広東台山原発で放射線漏れ 「影響なし」と当局
中国福建の福清原発が緊急停止 放射線漏れなしと当局