国家衛生健康委員会の米鋒報道官は4日、新型コロナウイルスの感染リスク等級が「中」、「高」に指定された地区が全国で144カ所に拡大したことを明らかにした。米報道官は「世界の感染者急拡大で、国内に持ち込まれるリスクが拡大した。多地区の空港や港湾で、海外感染者の確認が続いており、一定の範囲で拡散した」と語り、感染拡大の発端が海外であることを強調した。（写真はRFAのサイト画面）

  北京市衛生健康委員会は5日、同市で4日、国内感染の新型コロナの新規患者3人を確認したと発表。北京市昌平区と房山区の2カ所を感染リスク等級で「中」に指定したことも明らかにした。

　今回の感染拡大は、7月20日に江蘇南京の空港から始まった。同空港への入国者が発端と見られ、全国各地に拡大し、北京や上海でも確認されている。昨年、世界で最初に感染拡大が起きた湖北武漢でも、新規患者が見つかっており、全国で警戒感が高まっている。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、中国政府はこのほど、インドから輸入した冷凍バナメイエビの包装材から、新型コロナウイルスが検出されたとして、コンテナ1000個の輸入を差し止めた。

　国家衛生健康委員会の米鋒報道官は4日、新型コロナウイルスの感染リスク等級が「中」、「高」に指定された地区が全国で144カ所に拡大したことを明らかにした。米報道官は「世界の感染者急拡大で、国内に持ち込まれるリスクが拡大した。多地区の空港や港湾で、海外感染者の確認が続いており、一定の範囲で拡散した」と語り、感染拡大の発端が海外であることを強調した。（写真はRFAのサイト画面）

  北京市衛生健康委員会は5日、同市で4日、国内感染の新型コロナの新規患者3人を確認したと発表。北京市昌平区と房山区の2カ所を感染リスク等級で「中」に指定したことも明らかにした。

　今回の感染拡大は、7月20日に江蘇南京の空港から始まった。同空港への入国者が発端と見られ、全国各地に拡大し、北京や上海でも確認されている。昨年、世界で最初に感染拡大が起きた湖北武漢でも、新規患者が見つかっており、全国で警戒感が高まっている。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、中国政府はこのほど、インドから輸入した冷凍バナメイエビの包装材から、新型コロナウイルスが検出されたとして、コンテナ1000個の輸入を差し止めた。