河南省商丘市の柘城県遠襄鎮にある武術館で25日午前4時ごろ火災があり、18人が死亡、16人が重軽傷を負った。当局が武術館の責任者を拘束して取り調べている。情報サイトの網易が25日伝えた。（写真は動画サイトの愛奇芸より）
河南省政府は調査団を現地に派遣し、出火原因の究明に乗り出した。省と市の警察なども捜査を進めている。
中国ではこのところ大きな死傷事故が頻発。6月21日には、湖南省チン（林におおざと）州市汝城県盧陽鎮で、地元住民が自力で建設した集合住宅が突然崩落し、住民12人が死傷。6月13日には、湖北省十堰市の食品市場で天然ガスが爆発し、住民ら25人が死亡した。
中国当局は、中国共産党が創立100周年を迎える7月1日を前に、治安維持と社会の安定に腐心している。