
18日付台湾紙・
自由時報(電子版)によると、台湾電力は17日午後7時50分ごろ緊急停電を通知した。まもなく同日8時56分から全土で計66万世帯が停電した。台湾の停電は5月13日以来2度目。台湾電力は停電の理由について、気温の上昇でエアコンの使用が急拡大したこと、高雄市の興達石炭火力発電所、屏東県の第三原子力発電所、雲林県の麦寮火力発電所の3カ所で予期せぬ故障が発生したためと説明している。
蔡英文総統は、5日間に2回目の停電が起きたことについて、フェイスブックで陳謝した。蘇貞昌・行政院長(首相)も、謝罪するとともに、台湾電力を監督する王美花経済相に改善策を1週間以内に提出するよう指示した。
18日は興達石炭火力発電所の1号機で、ボイラーの燃焼系統で故障が発生。麦寮火力発電所では3号機が始動時に故障。第三原発では1が乙期で、蒸気バルブが故障した。
3発電所は電力供給量に占める割合は4%。台湾では水不足のため、水力発電量が不足している一方、エアコンの使用拡大で電力不足が深刻化した。台湾電力は同日午後8時50分から輪番停電を始めた。
輪番停電により、台湾全土でエレベーターに閉じ込められる事故や約50件発生した。ただ、ハイテク工業団地の新竹、中部、南部の科学園区3カ所は、電力供給が正常に行われ、影響が出なかった。
★参考情報★
ーーーーーー
●中国陝西省西安で最長15時間停電 他省送電で電力不足か
●中国上海、北京でも計画停電 設備保守のためと当局

18日付台湾紙・
自由時報(電子版)によると、台湾電力は17日午後7時50分ごろ緊急停電を通知した。まもなく同日8時56分から全土で計66万世帯が停電した。台湾の停電は5月13日以来2度目。台湾電力は停電の理由について、気温の上昇でエアコンの使用が急拡大したこと、高雄市の興達石炭火力発電所、屏東県の第三原子力発電所、雲林県の麦寮火力発電所の3カ所で予期せぬ故障が発生したためと説明している。
蔡英文総統は、5日間に2回目の停電が起きたことについて、フェイスブックで陳謝した。蘇貞昌・行政院長(首相)も、謝罪するとともに、台湾電力を監督する王美花経済相に改善策を1週間以内に提出するよう指示した。
18日は興達石炭火力発電所の1号機で、ボイラーの燃焼系統で故障が発生。麦寮火力発電所では3号機が始動時に故障。第三原発では1が乙期で、蒸気バルブが故障した。
3発電所は電力供給量に占める割合は4%。台湾では水不足のため、水力発電量が不足している一方、エアコンの使用拡大で電力不足が深刻化した。台湾電力は同日午後8時50分から輪番停電を始めた。
輪番停電により、台湾全土でエレベーターに閉じ込められる事故や約50件発生した。ただ、ハイテク工業団地の新竹、中部、南部の科学園区3カ所は、電力供給が正常に行われ、影響が出なかった。
★参考情報★
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●中国陝西省西安で最長15時間停電 他省送電で電力不足か
●中国上海、北京でも計画停電 設備保守のためと当局