
労働節(メーデー)の連休明けの6日、中国北方地区が砂嵐に見舞われた。北京では同日午後2時までに、全域が砂煙に覆われ、大部分の地区でPM10(微小粒子状物質)が500μg/m3を超えた。地元紙の
北京日報が7日伝えた。(写真は百度のサイト画面)
北京市当局によると、砂嵐は5日、モンゴルなどで発生し、砂煙が南東方向に拡大。中国でも北方地区の広い範囲が砂煙に覆われ、北京・天津・河北の首都圏や陝西、山西などでPM10の濃度が「重度」や「深刻」のレベルに上昇し、一部の都市では1000μg/m3を超えた。6日は、中国で砂煙に覆われる地域がさらに拡大し、内モンゴルや陝西などの15都市でPM10の濃度がさらに高まった。
中国北方地区では4月下旬にも砂嵐に見舞われた。今回も4月下旬と同様、内モンゴルと甘粛の境界、モンゴルと内モンゴルの国境付近の2カ所で発生し、砂煙が北京など首都圏に拡散した。
今年は、モンゴルで降水量が少ない上、例年より高い気温のため凍土が溶けるのが早く、砂嵐がしばしば発生している。北京では3月以降、砂嵐の日は6日を含めて計4日。過去30年間の平均は6.2日。ただ、3月15日は激しく、住民に今年は例年になく砂嵐が多い印象を与えているという。
★参考情報★
ーーーーーーーー
●北京で強風と砂嵐=今年4回目、さらに反復の恐れ
●首都圏で黄砂、内モンゴルで砂嵐 中央気象台が警報
●北京や天津で黄砂続く 28日も砂嵐「黄色警報」

労働節(メーデー)の連休明けの6日、中国北方地区が砂嵐に見舞われた。北京では同日午後2時までに、全域が砂煙に覆われ、大部分の地区でPM10(微小粒子状物質)が500μg/m3を超えた。地元紙の
北京日報が7日伝えた。(写真は百度のサイト画面)
北京市当局によると、砂嵐は5日、モンゴルなどで発生し、砂煙が南東方向に拡大。中国でも北方地区の広い範囲が砂煙に覆われ、北京・天津・河北の首都圏や陝西、山西などでPM10の濃度が「重度」や「深刻」のレベルに上昇し、一部の都市では1000μg/m3を超えた。6日は、中国で砂煙に覆われる地域がさらに拡大し、内モンゴルや陝西などの15都市でPM10の濃度がさらに高まった。
中国北方地区では4月下旬にも砂嵐に見舞われた。今回も4月下旬と同様、内モンゴルと甘粛の境界、モンゴルと内モンゴルの国境付近の2カ所で発生し、砂煙が北京など首都圏に拡散した。
今年は、モンゴルで降水量が少ない上、例年より高い気温のため凍土が溶けるのが早く、砂嵐がしばしば発生している。北京では3月以降、砂嵐の日は6日を含めて計4日。過去30年間の平均は6.2日。ただ、3月15日は激しく、住民に今年は例年になく砂嵐が多い印象を与えているという。
★参考情報★
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●北京で強風と砂嵐=今年4回目、さらに反復の恐れ
●首都圏で黄砂、内モンゴルで砂嵐 中央気象台が警報
●北京や天津で黄砂続く 28日も砂嵐「黄色警報」