香港のニュースサイト、東網によると、中国では新疆ウイグル自治区産綿花の使用拒否を発表した外国企業に対するボイコットが続いている。28日には、ファーウェイ(華為技術)や小米、OPPO、VIVOなど有名スマートフォンのストアで、ナイキ、アディダスのアプリがダウンロードできなくなっていることが分かった。
各スマホのストアがボイコットに参加しているもよう。両ブランドのアプリをダウンロードしようとすると「一時、ダウンロードできません」の表示が出る。一部のストアでは、両ブランドを検索しても結果が表示されないという。
中国市民によるH&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)、ナイキ、アディダスなど外国ブランドの拒絶について、米政府は、中国当局が背後で主導していると指摘。外国企業の中国市場依存を利用した、言論の自由圧殺の動きとして批判している。
台湾・中央通信社によると、中国では、H&Mやナイキの衣服をネット販売するライブコマースのキャスターが激しい批判を受ける事態も発生。キャスターの女性が「買わないでもいいので、人身攻撃はやめて」と泣きながら訴える例も出ている。
中国のネチズンの間からは「外国人の誤りのため、同胞を懲らしめてはならない」などの批判も出ている。
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