北京や天津で濃霧　安徽の高速道で17台玉突き、3人けが

　北京や天津、安徽などの各地で13日、濃霧が発生し、一部で視界が50メートル以下となり、高速道路の閉鎖が相次いだ。ニュースサイトの北青Ｑｎｅｗｓによると、安徽省銅陵市の上海～重慶高速道路で13日午前7時28分ごろ、17台が絡む玉突き衝突事故が発生し、3人が重軽傷を負った。（写真は東網のサイト画面）

　北京市中央気象局は13日、濃霧では4段階で上から3番目の「黄色警報」を発令。北京～上海、北京～天津など高速道路4本が通行止めとなった。江西省でも13日、各地で濃霧が発生し、高速道路多数で通行が規制された。

　安徽省では、安慶市では13日、濃霧で4段階中上から2番目の「オレンジ警報」が発令。高速道路多数で通行が規制されたほか、市内の一般道路でも激しい渋滞が起きた。上海～成都高速道路の湖北省武漢市と同省宜昌市の区間で視界が50メートル以下となり、武漢市内の料金所が閉鎖された。