
火元は南安市碼頭鎮と詩山鎮の境界地帯にある森林で、松や低木が主体。無人機による観測で、ふもとに燃え広がる恐れが出たため、火を挟み撃ちにするため、消防隊を2手に分かれて消火を行った。
雲南省大理市でも6日午後0時39分ごろ山火事があり、消防隊が324人のほか、ヘリコプターを出して消火活動を行った。6日午後6時現在、なお延焼が続いている。
福建、雲南など中国の南方地区では昨年12月から少雨が続き、降水量は例年の同期に比べ5~8割、雲南の一部では9割も少ない。一部では干ばつの被害が出ているほか、山火事の危険性が高まっていた。
中国南方地区の広い範囲で7日~10日に雨が降る見通し。一部では大雨となる見込みで、干ばつの緩和が期待されている。江西、福建、雲南などの6省では、航空機やロケット、ミサイルなどを集結させ、人工降雨作戦の準備を整えた。
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