各地でノロウイルス集団感染 当局が手洗い呼びかけ

2024年12月3日ノロウイルス 中国メディアの光明網によると、中国各地でノロウイルスの集団感染が多発している。中国は既に同ウイルス感染症の多発期入りしている。専門家ら」は、感染防止にアルコールは効果がないとして、食前やトイレ後に入念な手洗いを行うよう呼びかけている。(写真は聯合報のサイト)

 湖南省十堰市、雲南省普※(さんずいに耳)、陝西省西安市の小学校で10月5日~11月11日にノロウイルスの集団感染が発生。児童が吐き気や腹痛を訴え病院で治療を受けた。湖南省では3学級で集団感染が発生。雲南省と陝西省では児童18~48人の感染を確認した。

 国家疾病予防管理局が11月30日に公表した、ノロウイルス感染防止のためのガイダンスによると、同ウイルスは急性胃腸炎を引き起こす病原体。毎年10月から翌年3月に感染拡大のピークを迎える。激しい嘔吐と下痢が症状の特徴で脱水症状を起こすことがある。

 復旦大学(上海市)付属華山病院の感染課副主任の王新宇教授によると、ノロウイルスはアルコール消毒は無効。食前やトイレ後、食品の加工作業前にせっけんと流水により20秒以上手洗いすることが必要だという。

 感染者は、手洗いなどを励行する一方で、健康な家族など他の人との接触を極力避け、食事や就寝は別にする必要がある。また、調理や高齢者と子どもの世話などは行わないようにすることが求められる。
◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1817374754195576275&wfr=spider&for=pc

https://udn.com/news/story/7332/8399638?from=udn_ch2_menu_v2_main_cate

◇参考情報

中学生74人ノロウイルス感染=10人入院―山東

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