
鄭州市の元女性教員は10日、鄭州から開封に至る道路は学生らで埋め尽くされていると証言。「20万人で済まないと思う。シェアサイクルが借りられなかった学生は、徒歩で開封に向かっている。当局は極度に緊張している」と述べた。
鄭州のほか北京でも、学生が自転車で中心部の天安門に向かったが、警察が置いた障害物に阻まれたため、天津に向かった。江蘇南京では、大学生数万人が安徽巣湖や馬鞍山に向かった。四川成都や湖北武漢、西安でも学生が自転車で近郊都市に向かった。ネット上では「学生が結社の自由を試す動き」との指摘が出ている。
夜間の開封行きサイクリング「夜騎開封」は今年6月、女子学生4人が開封に自転車に向かいスープ入りの肉まんじゅうを食べたもようの短編動画を動画共有アプリに投稿したことがきっかけ。短編動画は人気を呼び、まねする動きが広まった。
鄭州市の別の教員は「政府は今回の活動を『政治運動』と位置づけ、『国外勢力』の暗躍を弾圧の口実にするだろう」と述べた。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shehui/ql1-bike-ride-kaifeng-student-suppress-repress-11112024013053.html
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