各地でノロウイルス集団感染=当局が注意呼びかけ

2024年11月12日ノロ

 中国メディアの光明網によると、ノロウイルスの流行シーズンに入り、雲南や陝西など各地で集団感染が起きている。北京や河南、浙江、広東の疾病対策予防センターが相次いで、ノロウイルス感染による下痢などに注意するよう注意を呼びかけた。(写真は東網のサイト)

 湖北省十堰市張湾区の浙江路小学校は、ノロウイルスの集団感染が起きたため、5日午後から11日まで授業を停止しオンラインに切り替えた。同区教育局によれば3クラスで感染が起きた。

 雲南省普※(さんずいに耳)市の小学校でも10月17日、児童が吐き気や腹痛を訴え病院で治療を受けた。診断の結果、18人のノロウイルス感染が確認できた。

 陝西省西安市雁塔区でも10月11日、現地の幼稚園で幼児が嘔吐や下痢の症状を示した。同区の共同調査班によれば幼児48人がノロウイルスに感染していた。

 中国疾病対策予防センターによれば、ノロウイルスは急性胃腸炎を引き起こす病原体。感染力が強くルートもさまざま。年間を通じ感染の恐れがあるが、秋冬が流行シーズン。特効薬やワクチンは開発されていない。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1815212946461523085&wfr=spider&for=pc

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20241111/bkn-20241111201530858-1111_00822_001.html

◇参考情報

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