アストラゼネカ、中国区総裁拘束は「個人的理由」と説明

2024年11月8日アストラ 中国メディアの界面新聞によると、英製薬大手アストラゼネカは5日、投資家との交流会で、中国当局に連行された中国区総裁のレオン・ウォン(王磊)氏について、捜査は王氏個人に対するもので、会社は無関係と説明した。(写真は東網のサイト)

 同社によればウォン氏は、医薬品の違法な輸入などに絡み取り調べを受けている。一部メディアは、王氏が医薬品の密輸に関与しているとと報じた。

 取り調べを受けているのは、ウォン氏を含む現役幹部2人と元幹部2人。抗がん剤を香港から違法に輸入し、中国で販売していた疑いた持たれている。

 同社は2022年1月、医療保険金を詐取した疑いで、中央と広東省深セン市当局の調査を受けた。同社によれば、この事件で職員約100人が退職し収監された。ウォン氏の取り調べと医療保険金詐取は無関係という。

 同社によれば、医療保険金詐取は2021年ごろから始まった。同社製のがん治療の新薬「タグリッソ」(一般名、オシメルチニブ)をめぐり、患者の検査結果が陰性だったのに、データを改ざんして陽性とし、医療保険でこの薬を買わせていた。データ改ざんでは、ゲノム解析会社とも共謀していた。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1815058416413616912&wfr=spider&for=pc

https://www.cna.com.tw/news/acn/202411070433.aspx
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