深セン日本人学校の男児刺殺 外国人の安全に懸念

 2024年9月19日深セン2米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、中国外務省は18日、広東省深セン市の深セン日本人学校に通う男児が男に刃物で刺されけがしたと発表した。(写真はVOAのサイト)

 中国では今年6月にも、江蘇省蘇州市で日本人学校のスクールバスを待っていた母子が刃物で襲われ、止めようとした中国人女性が刺されて死亡した。中国で外国人が襲われる事件は数件発生しており、現地の外国人の安全に懸念が広がっている。

 今年6月には、吉林省吉林市の北山公園で、地元の北華大学に派遣されていた米アイオワ州のコーネル・カレッジの教師4人が男に刃物で刺されてけがした。

 9月18日は、1931年に起きた満州事変の93周年の記念日で、日中関係にとり重要な1日。31年のこの日、日本の関東軍が「北大営」の中国軍舞台を襲い、遼寧省瀋陽市などを占領した。

 中国各地では9月18日、各種の記念活動が行われた。近年、中国で反日感情が明らかに高まっているが、深センの事件と反日感情の関係は今のところ分かっていない。

◇出典

https://www.voachinese.com/a/student-injured-in-knife-attack-near-japanese-school-in-south-china-20240918/7788881.html

◇参考情報
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