タワークレーン道路上に横転　運転員死亡　遼寧

　中国メディアの新京報などによると、遼寧省北鎮市の建設工事現場で7月31日午後1時8分ごろ、ターワークレーンが道路上に横転し、運転員が死亡した。北鎮市応急管理局などが事故原因を調べている。

　ネットに投稿された動画によると、タワークレーンは道路上に横転し、停車中の車を押しつぶした。動画には車が炎を上げるもようが撮影されている。

　北鎮市応急管理局によれば、タワークレーンの横転で電線が切断され周辺で停電が起きた。送電会社などが復旧を急いでいる。

　中国ではクレーンの横転や崩落がしばしば発生。2023年9月には、四川省簡陽市の道路橋建設工事現場でタワークレーンが突然倒れ、作業員11人が死傷。22年4月には広西チワン族自治区欽州市の建設工事現場で、クレーン車が横転し、通行中の中学生2人が死傷した。

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