湖南湘潭で河川の堤防決壊 住民3832人が避難

 2024年7月30日堤防中国メディアの斉魯晩報網などによると湖南省湘潭市の湘潭県で28日午後8時ごろ、県内を流れる涓水の堤防が決壊した。29日午前3時58分現在、決壊箇所は長さ77メートルに拡大した。中央政府の応急管理省が、湖南長沙や広西南寧などから約200人と、重機など各種装備110台を現地に派遣して決壊箇所を埋める作業を行っている。(写真は星島日報のサイト)

 水面の高さは堤防内は41.66メートル、堤防外が41.65メートルでほぼ同じとなり、水の流入は減少した。現地の村落2カ所の住民3832人が全員避難した。けが人の情報はない。

 涓水は、湖南省を流れる湘江の支流。湘江流域では27日から大雨が降り始め、1日の雨量は110ミリと1961年以降で最多となった。国家洪水干ばつ対策総指揮部の副責任者の李国英・水利相は、専門会議を開催し、湖南省の雨や洪水の状況把握や、湘潭県の堤防決壊箇所の修理のため手配を行った。

 湖南省では資興市内の多数の町村で、歴史的な大雨を記録。山間部の八面山郷では道路が寸断されて、村落10カ所のうち8カ所と連絡が取れなくなっている。救援隊が徒歩で現地に向かっているほか、ヘリコプター3機が食品や生活必需品の投下を行っている。
◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1805872783840607289&wfr=spider&for=pc

https://mbd.baidu.com/newspage/data/landingsuper?context=%7B%22nid%22%3A%22news_9219066271983162989%22%7D&n_type=1&p_from=4

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