製糖工場周辺で刺激臭 住民900人避難 江西

 2024年5月22日有毒中国メディアの極目新聞によると、広西チワン族自治区百色市の田東県で20日午後7時ごろ、製糖会社、広西田東南華糖業の第2工場周辺で、刺激臭のあるスモッグが立ち込めた。社宅と周辺の住民が約900人が避難した。けが人の情報はない。(写真は星島日報のサイト)

 同社によれば、最近の大雨の水に、第2工場で保管中の塩素臭のある殺菌剤「トリクロロイソシアヌル酸」12トンの一部が反応してスモッグが発生した。

 周辺住民の1人は「20日夜、消防と警察に避難を命じられた。当時、西に向かって風が吹いており、工場の西側で影響が出た」と述べた。

 工場から約2キロ離れた住宅団地に住む住民は「20日の夜8時ごろ、刺激臭がし始めたので窓を占めた。今のところ体の以上は感じない」と語った。

 中国では、工場から各種のガスが漏れ出す事故が、しばしば起きている。21年7月には、江西省カン(章の右に夂と貢)州市の化学工場で爆発があり、有毒ガスが漏れて住民約50人がめまいや吐き気を訴えた。同年5月には、修理中の食品工場から硫化水素が漏れ出し、住民7人が死亡した。

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