
同社によれば、最近の大雨の水に、第2工場で保管中の塩素臭のある殺菌剤「トリクロロイソシアヌル酸」12トンの一部が反応してスモッグが発生した。
周辺住民の1人は「20日夜、消防と警察に避難を命じられた。当時、西に向かって風が吹いており、工場の西側で影響が出た」と述べた。
工場から約2キロ離れた住宅団地に住む住民は「20日の夜8時ごろ、刺激臭がし始めたので窓を占めた。今のところ体の以上は感じない」と語った。
中国では、工場から各種のガスが漏れ出す事故が、しばしば起きている。21年7月には、江西省カン(章の右に夂と貢)州市の化学工場で爆発があり、有毒ガスが漏れて住民約50人がめまいや吐き気を訴えた。同年5月には、修理中の食品工場から硫化水素が漏れ出し、住民7人が死亡した。
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