湖北と遼寧で工場の爆発と火災 従業員5人死亡

 中国で工場の事故が相次いでいる。中国メディアの央視新聞などによると、湖北省老河口市の化学工場で9日、弾薬用火薬などの原料「ニトロセルロース」で爆発事故があり、従業員3人が死亡した。遼寧省錦州市では12日早朝、製薬会社の錦州九泰薬業で火災があり、従業員2人が死亡、3人がけがした。

 化学工場では、ニトロセルロースの加工容器で水不足が生じ、高温の蒸気のため急激な分解が起きたことで、爆発につながったとみられる。当局がさらに詳しい事故原因を調べている。

 錦州九泰薬業は前身が1951年設立の老舗製薬会社。従業員は1250人で、工場5カ所と研究開発(R&D)センター1カ所を持つ。消毒剤クロルヘキシジンの原薬や婦人科系座薬、消化性潰瘍薬、鎮痛剤などを製造している。

 中国では工場での爆発や炎上事故が頻発。今年4月には、寧夏回族自治区霊武市にある化学大手のメタノール工場で爆発があり、2人が死亡、4人が重軽傷を負った。2月には、江蘇省海安市の海安経済技術開発区のアルミ加工会社の工場で火災があり、従業員3人が死亡、2人が行方不明となった

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https://news.cctv.com/2024/05/13/ARTIhaacbHs35fl7GZoJszAw240513.shtml

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