中国メディアの国際在線などによると、中国国家安全局は10日、ロシア・ハバロフスクで5日に発覚した放射能汚染について、近隣の黒竜江省生態環境庁が24時間態勢で大気を観測したところ、異常値は確認されなかったと発表した。
ハバロフスクで放射線漏れが確認され、当局が緊急事態を宣言した。黒竜江省には、大気中放射線量の自動観測所が27カ所あり、うち2カ所はそれぞれハバロフスクから60キロと210キロと最も近い。4月5日以降、観測を続けたが放射線量は正常のレベルだという。
海外メディアによると、ハバロフスクの住民が金属倉庫付近で放射線量が上昇しているのを発見。計測したところ正常値の0.5シーベルトの1600倍の800シーベルトだった。現地政府は6日、周辺の900平方メートルの地域を封鎖した。現地の男児が、早くも3月28日に放射線量の上昇に気づき通報したとの情報もある。」
駐ハバロフスク中国総領事館によると、ハバロフスクの工業団地で見つかった放射能汚染を理由に出されていた、現地の緊急事態宣言は9日に解除された。住民の健康や環境への影響はなく、市民生活は平常通りだという。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1795933800542855003&wfr=spider&for=pc
https://news.southcn.com/node_179d29f1ce/d26922d113.shtml
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/huanjing/wy-04092024120400.html
◇参考情報