中国メディアの中国青年網によると、対流活動の活発化のため、江西省各地で3月31日から始まった暴風とひょうのため省都南昌や九江など9市と54県で約9万3000人が被災し計7人が死亡した。また、552人が避難し263人を避難所などに収容した。(写真は東網のサイト)
このほか農地の被災面積は5700ヘクタール、家屋の被害は倒壊が12戸、深刻な損壊が192戸、損壊が2751戸。直接的な被害は1億5000万元(31億円)に上った。
江西省は3月23日から対流活動が活発化しやすい季節に入り、4月3日までに4回、激しい対流活動が起きた。4月に入り雨量も増加しており、各地で洪水と地質災害の恐れが高まっている。
同省気象局は暴風や雷雨時の外出を避け、屋外では高い物から離れるほか、室内でも門やドアに近づかないよう呼びかけた。また、アンダーバスや地下通路を利用しないよう求めた。
江西省洪水防止・干ばつ対策指揮部は2日午後10時、水害の緊急対策を開始。南昌市は雷と暴風による災害発生を受け、各県区政府や警察に、住民の速やかな避難や家屋の修復を進めるよう指示した。
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