中国メディアの極目新聞などによると、広東省の広州や仏山、肇慶などの各市で3月29日夜、大雨とともに10分以上にわたりひょうが降った。同省の気象当局は、広東は3~4月は対流活動が活発化しやすく、ひょうが多発する恐れがあるとして注意を呼びかけた。(写真は星島日報のサイト)
広東省では29日午後7時56分までに、38カ所で大雨警報、18カ所でひょうの警報、58カ所で雷雨・強風警報が発令された。広州市では29日午後6時40分から1時間に60ミリの雨量を記録。広州市当局が豪雨災害の緊急対策を発動した。広州市では4月1日~3日も雷雨など荒れた天気が予想されている。
ネットの投稿映像によると、ひょうはピンポン球の大きさ。仏山の男性は「29日夜、大雨が降った後、午後7時ぐらいからひょうが振り始めた。小さいものは大豆ぐらい、大きいものは親指ぐらいの大きさだったと」と話した。
台風などに比べ、対流活動の活発化に伴う大雨は、1000平方キロ以下と範囲が小さいのが特徴で、正確な予測が困難。一方で、エネルギーが狭い範囲で短期間に放出されるため雨足と風は強い。ひょうや雷を伴うことが多く災害につながりやすいという。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1794920453912006912&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1794869807471302484&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1794763419115015321&wfr=spider&for=pc
https://std.stheadline.com/realtime/article/1990141/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%BC%B7%E5%B0%8D%E6%B5%81%E5%A4%A9%E6%B0%A3%E8%A5%B2%E5%A4%A7%E7%81%A3%E5%8D%80-%E5%BB%A3%E6%9D%B1%E5%A4%9A%E5%9C%B0%E5%A4%A9%E9%99%8D%E5%86%B0%E9%9B%B9
◇参考情報