中国メディアによると、パキスタン北西部のカイバル・パクトゥンクワ州にあるダスダム水力発電所の建設現場で26日午後1時ごろ、走行中の車が自爆テロ攻撃を受け、乗っていた6人が死亡した。5人は中国人技師だった。（写真はRFAのサイト）
中国外務省の林剣副報道局長27日、記者会見で、テロ攻撃を非難するとともに、パキスタン当局に真相解明と犯人の処罰、中国人の安全確保を求めた。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、現地の警察の責任者は「自爆攻撃の襲撃者が、爆薬を満載した車を、中国人技師が乗った車列にぶつけた」と述べた。車列はイスラマバードから建設現場の宿営地に向かっていたという。
台湾の中央通信社によると、パキンスタンは中国の巨大経済圏構想「一帯一路」で重要な対象国。中国はパキスタン政府と共同で地方の開発を手掛けているが、現地の武装勢力から略奪者とみられている。2018年以降、中国人技術者らを狙ったテロ攻撃がしばしば起きている。
特に中国がパキスタンで建設中の「中パ経済回廊」プロジェクトは、バルチスタン州住民の反発を呼んでいる。中国人の襲撃も頻発し、死傷者も少なくない。
◇出典
https://www.bjnews.com.cn/detail/1711540279129843.html
https://baike.baidu.com/item/3%C2%B726%E5%B7%B4%E5%9F%BA%E6%96%AF%E5%9D%A6%E8%87%AA%E6%9D%80%E5%BC%8F%E7%82%B8%E5%BC%B9%E8%A2%AD%E5%87%BB%E4%BA%8B%E4%BB%B6/64212552?fr=api_baidu_opex_festival
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1794665429995581706
https://www.cna.com.tw/news/acn/202403270052.aspx
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/1-03262024113504.html
◇参考情報