モバイルバッテリーが爆発炎上 比旅客機が緊急着陸

2024年2月21日充電器 中国メディアの澎湃新聞などによると、フィリピン・ボラカイ島発上海行きのロイアヤルエア・フィリピンRW602便の機内で19日午後、モバイルバッテリーが爆発炎上し、香港に緊急着陸した。香港の空港では消防と救急隊が待機したが、乗客乗員にけがはなかった。(写真は東網のサイト)

 乗客によると、同便は19日午後5時半に離陸してから約1時間後、乗客1人が規則に違反して、機内でモバイルバッテリーを使いタブレット端末に充電中、爆発して燃え上がった。機内にはまもなく煙が立ち込め、乗客がパニック状態となった。

 別の乗客によると、同日7時ごろ突然濃い煙が見えた後、焦げた臭いがした。まもなく客室乗務員が落ち着いた様子で処理に当たり、英語で緊急着陸すると説明が行われたという。

 乗客は、事故が起きた客室前方から後方に移動した。同便は同日午後8時20分ごろ、香港国際空港に緊急着陸した。同空港によると、同便は19日午後10時10分ごろ離陸し上海に向かった。

 航空関係者によると、モバイルバッテリーは飛行中、スイッチを切ることが求められる。機内で充電することは禁じられているという。

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