20221214電 中国メディアの海峡網などによると、江蘇省南京市玄武区の集合住宅で12日早朝、火災が発生し、世帯主の男性と息子が死亡した。当局によると、自宅内で充電中の電動バイクが火元とみられる。(写真は東網のサイト画面)

 男性は40代、息子は18歳。男性は妻を避難させた後、息子を助けるため自宅内に戻り、逃げ遅れた。末端行政機関の街道事務所は、充電方法が不適切で爆発が起きたとみている。消防や警察がさらに詳しい原因の調査を始めた。

 火元の住宅は集合住宅の4階。火の勢いは激しく、室内からベランダに燃え広がった。大量の黒煙が吹き出し、同じ棟の住民は急ぎ階下に避難した。

 中国では電動バイクが充電中に爆発炎上する事故が頻発。今年10月には、広東省梅州市梅県で、商店の1階で充電していた電動バイクが2分間に15回も爆発。火の手が上がり店内を焼いた。去年9月には、北京市通州区の住宅団地で充電中の電動バイクを火元とする火災が発生。5人が死亡した。

 消防当局は、電動バイクの充電を室内で行わず、指定の駐輪場内で充電するよう再三呼びかけている。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1752141127792671619&wfr=spider&for=pc

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20221214/bkn-20221214040446217-1214_00952_001.html

◇参考情報
集合住宅火災で祖母と孫4人死亡 電動バイクが火元か
電動バイク駐輪場で火災 充電器が火元 広東仏山