
発表によると、一部個人メディアは、世間の注目を集めようと、災害や事故に絡む虚偽や誇張の情報を掲載した。1月23日、新疆・アクス地区で起きたマグニチュード(M)7.1の地震後、ネット上では山西や重慶などで地震が起きるとのデマが拡散した。
労災など事故関連のデマも頻出。甘粛・蘭州の工場火災や山東・済南の食糧倉庫の爆発、重慶で下水道に爆竹を投げ込まれ、爆発で女児が死亡した事故などのニセ情報が拡散し社会不安をあおった。
1月は春節(旧正月)の大型連休を前に、教育や文化に絡むデマも多かった。「日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館」の名称を単に「同胞遭難記念館」に改める、清華大学の卒業生の80%は出国するなど完全な虚偽情報も流れた。
このほかAIを使ったフェイク情報も多発。新疆・ウシュトゥルファンで道路が陥没し住宅が倒壊したとのデマが、AIを使った合成画像付きで広まった。閲覧数の増加などの目的があったとみられる。
◇出典
https://www.piyao.org.cn/20240206/f49af32c03584c40b76c598a0ef1e622/c.html
https://std.stheadline.com/realtime/article/1981307/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E8%87%AA%E5%AA%92%E9%AB%94%E7%94%A8AI%E8%A3%BD%E5%81%87%E8%A8%8A%E6%81%AF%E5%91%83%E6%B5%81%E9%87%8F-%E5%9C%B0%E9%9C%87-%E7%81%AB%E7%81%BD-%E7%88%86%E7%82%B8-%E9%83%BD%E6%98%AF%E5%81%87%E7%9A%84
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