
被災現場では通信と道路が寸断され、村に通じる橋も流された。現地に戻れない住民や他地域にいる家族は、村内との連絡が一切取れない状態が続いている。
朱家峪村の住民の1人は「画像で自宅が破壊されたのを確認したが、家族の安否は不明だ」と語った。また、止鳳村では堤防が決壊し、濁流が村を襲う映像で記録された。 山東省気象台によれば、20日から22日午前までに省内15市、109県・区・市、1654郷鎮(町村)で降雨が観測され、総降水量は約66億1000万立方メートルに達した。最も多くの雨量が記録されたのは莱蕪区の「大槐樹」観測点で516ミリに及んだ。
莱蕪区応急管理局は同日午後、「すでに雨は止み、現場には消防・救護などが到着した。行方不明者の捜索を全力で行うとともに、被災者支援や復旧作業を秩序立てて進めている」と発表。大王荘鎮政府も、救援活動は22日未明から始まり、職員らが今も現地で対応していると明かした。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1838351601758722618&wfr=spider&for=pc
https://www.stheadline.com/realtime-china/3475711/%E5%B1%B1%E6%9D%B1%E6%BF%9F%E5%8D%97%E6%9A%B4%E9%9B%A8%E5%BC%95%E7%99%BC%E5%B1%B1%E6%B4%AA-%E8%87%B3%E5%B0%912%E6%AD%BB10%E5%A4%B1%E8%81%AF%E6%9C%89%E7%89%87