大連イスラム礼拝所、中国風に改装 丸屋根を撤去

25年3月25日イスラム 宗教の中国化を推進するため、近年、中国本土では清真寺(イスラム礼拝所、モスク)の改修が続いている。中国本土の報道によると、遼寧省大連市の清真寺の改修工事が最近完了し、アラブ風の丸屋根が撤去され、中国風の建築様式に変更された。ただし、その他の主要な建物部分は基本的に元のまま残されている。香港メディアの星島日報が25日伝えた。(写真は、事件を伝える星島日報のサイト)

 大連市の清真寺は大連市北京街にあり、1922年の創建。文化大革命後に再建。1989年に新しい清真寺の建設工事が始まり1990年に完成した。当時、モスクはアラブ建築様式で、玄関ホールの屋根中央には緑色の大きな丸屋根があり、屋根の上部にはイスラム教を象徴する三日月が飾られていた。両側には小さな丸屋根が2つ添えられていた。

 近年、中国政府は宗教の中国化を積極的に進めており、特にイスラム教が対象となっている。23年には甘粛省蘭州市政府が市内の西関清真寺の改装を行い、丸屋根と尖塔を撤去。同年5月には雲南省玉渓市通海県で、地元の清真寺の丸屋根を取り除いた。

  21年3月には、寧夏回族自治区石嘴山市政府が、市内の清真寺の統合を強行。半径2.5キロメートル内に1つの清真寺のみを許可し、数百の清真寺が強制的に閉鎖・撤去された。

◇出典

https://std.stheadline.com/realtime/article/2060032/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%A4%A7%E9%80%A3%E6%B8%85%E7%9C%9F%E5%AF%BA%E6%8B%86%E5%8E%BB%E5%9C%93%E9%A0%82-%E6%94%B9%E7%82%BA%E4%B8%AD%E5%9C%8B%E9%A2%A8%E6%A0%BC

https://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%85%B3%E6%B8%85%E7%9C%9F%E5%AF%BA_%28%E5%85%B0%E5%B7%9E%29?utm_source=chatgpt.com

◇出典

モスクの中国風改造に住民抗議=警官隊と衝突―雲南

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