高齢男性が池で感電死　子どもを救おうと被害　重慶

　中国メディアの瀟湘晨報などによると、重慶市の重慶高新技術産業開発区の住宅団地で1日、噴水がある池の中で高齢者が倒れているのが見つかった。高齢者の男性が病院に運ばれたが死亡した。池の水に電気が漏れており感電したとみられている。（写真は澎湃新聞のサイト）

　ネットの情報では男性は70歳。子どもが先に池の中に入って感電して倒れ、男性も助けようとして水に入り同様の被害にあったとみられる。子どもは病院に運ばれ、命をとりとめた。

  地元当局者によると、高齢者が子供を救助する際に事故に遭い死亡したことは事実だが、死因については現在も調査中であるという。

　中国では、冠水した道路などで漏電による感電事故がしばしば起きている。昨年9月には、広東省広州市番禺区の石碁鎮で、大雨で冠水した道路を歩いていた2人が、街路灯から漏れた電気に触れ死亡した。

　番禺区では昨年8月にも、同様の漏電事故で住民1人が感電死した。7月には河南省鄭州市金水区でも1人が死亡した。

○大雨で冠水の広州番禺で感電死　通報で警察が調査