中国海軍がオーストラリア沖で演習 豪、NZが懸念

 25年2月26日演習中国海軍の艦艇3隻が21日以降、オーストラリア東岸沖を航行し実弾演習を実施したことで、オーストラリアとニュージーランドが相次いで懸念を表明し、オーストラリアは、中国の演習が透明性を欠いていると非難した。中国とオーストラリアの関係が回復傾向にある中、再び軍事的な緊張が高まっている。香港メディアの星島日報が伝えた。 

 中国国防省は「演習は公海で行われ、事前に安全通告を発表している」と主張。オーストラリアの非難は理不尽であり意図的な誇張であると批判した。また、中国の軍事専門家は「中国海軍は遠洋演習を増やし、国際社会が慣れるようにするべきだ」と述べた。

 海外メディアの報道によると、今回の演習には中国人民解放軍の「衡陽号」フリゲート艦、「遵義号」駆逐艦、「微山湖号」補給艦が参加。艦隊はオーストラリア東海岸を航行し、21日以降、タスマン海の国際水域で2回の演習を実施した。オーストラリアとニュージーランドはこれを継続的に監視している。

 オーストラリアとニュージーランドは、中国軍艦が事前の通告なしに無線放送で演習を通知し、民間航空機の航路変更を余儀なくさせたと批判。オーストラリアのアルバニージー首相は「中国の行動は国際法に適合しているが、事前の警告をもっと行うべきだった」と述べた。ニュージーランドのコリンズ国防相も同様の見解を示している。

◇出典

https://std.stheadline.com/realtime/article/2054511/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E4%B8%AD%E5%9C%8B%E8%BB%8D%E8%89%A6%E6%BE%B3%E6%B4%B2%E5%A4%96%E6%B5%B7%E6%BC%94%E7%BF%92%E6%83%B9%E8%AD%A6%E6%83%95-%E5%9C%8B%E9%98%B2%E9%83%A8%E6%96%A5%E6%BE%B3%E8%93%84%E6%84%8F%E7%82%92%E4%BD%9C

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