中国が地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に基づいて二酸化炭素(CO2)削減目標を実行した場合、今後12年間に9万4000人の早死を避けられ、医療費3390億ドルを節約できるとの論文を米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームがまとめた。AFP通信を引用し、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。
中国政府は、2030年までに単位GDP(国内総生産)当たりのCO2排出量を2005年比で60~65%削減すると公言している。MITの論文は、中国が公言通りCO2排出量を毎年4%削減すれば、大気の浄化により9万4000人が早死しなくて済むとした。
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