米政権が中国製品に制裁関税、米中貿易戦争の恐れ

2018 年3月24日 貿易戦 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、トランプ米大統領は22日、500億~600億米ドルの中国製品に制裁関税を課す大統領覚書に署名した。中国の強制的な知的財産権の移転に対抗するためとしている。(写真は星島日報のキャプチャー)

 ロイター通信など海外メディアによると、中国は必要な防衛措置を採ると警告しており、中国政府の反撃により米中の貿易戦争に発展する恐れが高まった。
 大統領権限で強力に貿易制限をかける「通商法301条」を発動し、対象品目に25%の関税を課す。AFP通信によると、米政府は約1300品目を想定しており、今後、業界団体などと話し合った後に対象を確定する。

 中央社によると、トランプ大統領は22日「習近平国家主席は友人だが、米中貿易赤字はも制御不能だ。知的財産権の窃取という問題にも直面しており、もはやこのようないじめに我慢できない」と述べた。
 中国商務部の元副部長で、中国国際経済交流センターの魏建国副理事長は「トランプ大統領の覚書署名は、中国に対する貿易戦争の宣戦に等しい」と述べた。

★参考情報★
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

タイトルとURLをコピーしました