広東省広州市番禺区の韓国資本の手袋メーカー、広州市番禺世門手袋有限公司で、従業員数百人が社会保険料と住宅積立金の会社側負担分の納付などを求め、4日間にわたりストを続けていることが8日分かった。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。
ユニフォーム姿の従業員が8日、工場敷地内で「腹黒い世門が中国の法律に違反している」などと書かれたスローガンを掲げ気勢を挙げた。従業員は、入社日から起算し、賃金に応じた社会保険料と住宅積立金を、法定額だけ納めるよう求めた。
同社はもともと5000人従業員がいたが、最近1~2年に経営状態が悪化して解雇が相次ぎ、約1000人に減った。社会保険料などのほか、高温手当や残業手当も欠配になっているという。
従業員は「会社の経営陣は当初は横暴で、われわれを脅した。地元の工会(労働組合団体)が介入後、態度が軟化した」と話している。
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