
今回の災害は、直前まで続いた昨年秋以来の長期干ばつと、22日夜から24日にかけて広西全域を襲った豪雨や強風など激しい天気が要因とみられる。広西自然資源庁は、干ばつから集中豪雨への急変が地質災害を誘発しやすいと警告していた。
捜索活動には桂林市の消防、公安、武警、応急管理部門などが参加し、計9チームが河川沿い約20キロにわたり捜索を展開している。水上ではゴムボートによる巡回、陸上では救助犬を伴っての徒歩での調査、空中ではドローンによる映像監視を通じ、川沿い全域で網目状に進められている。
貴州省畢節市でも22日、山崩れが起き、少なくとも2人が死亡、19人が行方不明となっている。また、湖北省武漢市では豪雨による大規模冠水で武漢大学正門前が1メートル以上浸水し、都市機能が一時麻痺した。中国南方各地で激しい天候による自然災害が同時多発的に起きている。
◇出典
http://www.chinanews.com.cn/sh/2025/05-25/10421806.shtml
https://www.stheadline.com/realtime-china/3458363/%E6%A5%B5%E7%AB%AF%E5%A4%A9%E6%B0%A3%E6%A1%82%E6%9E%97%E5%B1%B1%E6%B4%AA%E5%A2%9E%E8%87%B35%E6%AD%BB-930%E4%BA%BA%E6%8B%89%E7%B6%B2%E5%BC%8F%E6%90%9C%E7%B4%A23%E5%A4%B1%E8%B9%A4%E8%80%85